*Review

何かコメントがあればここに。

簡易ツレヅレビュー2 ここに作者名

▼ここに個々のタイトル(作品名) / ★★★★★

簡易的に感想文等を書けるスキンです。簡易ツレヅレビュー1と互換性があります。

web上にある画像を貼り付けられる機能と画像の縮小機能、後余計かもしれませんが作品名と作者名でyahooやgoogleで検索できるリンクを記事下につけました。

下の記事のリンクをクリックしてみてください。

画像の縮小は横100pxになっています。でも縮小といいつつ、100px以下の画像は拡大になる。縮小サイズはcssを書き換えると変更できます。

この記事は画像urlを入力し、縮小有りを選びました。

新規投稿フォームサンプル



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/21 no.24


▼ここに個々のタイトル(作品名) / ★★★☆☆
同じ作者の作品を追加する場合は作者名横の[---]から。分かりにくかったら変えて下さい。

画像縮小の有無を選ぶのに$URL$ラベルを無理矢理使ってます。後これしか使えるラベルがなかったんです…。もう一個ぐらい自由に使えるラベルが欲しいなあというのは高望みかなぁ。

本当はamazonの検索を付けたかったんだけど、amazonの検索エンジンってアドレスバーにURL+キーワードで出来ないんですよね。掲示板の中に<form>記述してもうまくいかないし。

これは画像有り・縮小無しです。表示幅が広いので大きめ画像も貼れますが、文章が画像横に表示されるのであまり画像が大きいと記事が読み辛いです。


search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/21 no.25 


▼テスト / ★☆☆☆☆

一見普通のwebページに見えるような感じにしました。
読書の秋って事でなんとなく秋色です。

ラベルを無理に改造しているので画像URLと画像縮小の情報は保存されません。プレビュー機能使用時と記事修正時に入力・選び直してください。


これは画像無し。


同スタイルの日記もあります。



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/21 no.26 


平野啓一郎

▼一月物語 / ★★★☆☆

前からこの方の文体はすごいと色んな処で目にしていてとても気になっていました。
本屋で「日蝕」を探し内容をちらりと覗き見てみると、たしかに物凄い。
しかし裏の粗筋を読んでちと私の嗜好では無さそうで二の足を踏む。
けれども矢張りこの方の作品は一度読んでみたい、と思い手に取ったのがこの本でした。

一体どんな書物を読んで暮らしてきたらこんな文が書けるようになるんだろう。
明治・大正時代の本にも無いような漢字表記や晦渋な文章は、けれどそれだけでひとつの世界観をより完璧に構築するのに成功していて、この方の巧みさが窺い知れます。
(「頗る〜」というのがやたらに出てくるので少し気になったりしましたが)
現実界と乖離していく物語の展開に熱に浮かされ続けているかのような妙な浮遊感を味わい、物語の結末には幾分腑に落ちないこともあったり、消化不良な気分にもさせられましたが、
読み終わって、この本の解説を読み、少し読み返してみると、「なるほどなぁ」と思いました。
この本を読んでいる間、なにかどこかで味わった事のあるような、ささやかな既視感を憶えていたのですが、
なるほど、この感覚は神話や御伽噺、言い伝えや昔話、(あるいは都市伝説のような)ある一定の法則、というか「流れ」に則った展開を見せているのですね。
そう思うと結末のあの二人の昇華がなんだかすごくすっきりしたものに思えてきました。
解説の通り、うん「現代の神話」ですね。



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/21 no.12


武者小路実篤

▼友情 / ★★★★★

”「僕はもう処女ではない。獅子だ。傷付いた、孤独な獅子だ。」”

まさに題名通り「友情」がテーマ。誠実で純粋な二人の絆。
友情は愛情のひとつ。やもすれば肉親や異性に対する愛情より軽んじられたり、劣情感や嫉妬心を生み出したりすることもあるけれど、1番誠実で健全な愛情だと思う。後1番偽り(偽善)を許さない。

設定は、男女間の三角関係と云う事で一見夏目漱石の「こヽろ」を彷彿とさせますが、この作品には、人間のエゴイズムを前面に出した「こヽろ」には無いような、純真で誠実な友情という絆が描かれています。

読み終えた後には、胸に若干の痛みを残しつつも、清々しく前向きな気持ちになれる物語です。

・・・それにしても純粋に文学作品として読んでいる頭の片隅で主人公に萌えてる私ってどうだろう。
文学作品で萌え。・・・ありですか?

精神的に大宮に依存しちゃってる野島が可愛いと思ってしまいました。
(京極堂に頼る関君のようで・・・)



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/19 no.8


▼真理先生 / ★★★★☆
こんなほのぼのする文学作品初めて読んだ(笑・浅学なだけです)
真っ当過ぎるくらい人間肯定・理想主義が全面に窺える作品ですが、それが全然鬱陶しくありません。
悪意を持つ登場人物は誰一人として居らず、その所為か結構色々大変な問題も起こっていたりするのに、何故か始終和やかな雰囲気。
石ころだけを何十年も描き続ける絵描きなど、我が道を突き進む奇人変人大集合で、それぞれの思想の違いなどが面白いです。

「人間って良い人ばかりだなあ」とか云うただ単なる浅慮で馬鹿素直なだけの心理からもたらされる思いではなく、
人間の小ささや卑劣な暴力がある事を見据えたうえで人間を愛し真理を信じ貫いて、理想を語れる真理先生は凄い人だと思います。

そして奇人変人とことごとく知り合いなこの物語の語り部、山谷五兵衛がいちばん謎の人です・笑

たまには楽天的にゆきましょう。という感じでオススメです。

ちなみにこの本の題名、「まりせんせい」ではありません・笑


search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/19 no.10 


宮部 みゆき

▼レベル7 / ★★★★★

1番最初に読んだ宮部作品にして私が初めて読んだ現代作家さんの本でもあったりする。
もうホントにこれは「面白い!」の一言に尽きる。
全く別の2方面から始まった線が少しずつ絡まって、二転三転する展開。
どんでん返しに継ぐどんでん返しの度に驚愕。
物語の登場人物の緊迫感がそのまんま読者に伝播して、頁を捲る手が止められない!
息をも吐かせぬ、とはこういう事なんですねー。
もうとにかく好きー!三枝さんスキー!!笑



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/19 no.7


乙一

▼GOTH リストカット事件 / ★★★★★

読了後即座に私の中の愛して止まぬ本リストにリストUPされました。
乙一さんの作品の中では『暗いところで待ち合わせ』と並んで1番好きです。

話は全編通して狂気系で、グロテスクな描写とか残酷なんですけど、
それを全く感じさせないのは流石乙一さんという感じです。
ただ淡々としてるんですよね。
「殺人」を「死」と感じさせない。

毎話ごとにトリックが仕掛けられてるんですが、それはあんまり引っかからなかったなあ。
全部当たってた訳ではなかったですが。

登場人物について語ると、主人公は器用だなぁ。と思いました。救いの全く要らない人。
彼は孤独なままがいいです。
森野さんは可愛いです。アレの嫌いようが…(笑)

最初は主人公と森野さんは似た人種なのだと思いました。
でも読み進めるうちに全く似ていないんだと気付きました。
二人とも「死」に魅了されているところは同じですが。

心の内側が空っぽのままでも笑える、人と会話をし、楽しく振舞うことの出来る主人公。
笑わない、人とは関わらない、一見「死」に近いイメージ、けれども内に感情が秘められている森野さん。
彼女のそこにとても「生」を感じました。

そして、殺す人間と殺される人間。

主人公と森野さん、限りなく孤独な人達です。

素直にお薦め、して良いのか迷う作品ですがお勧め(笑)したい作品です。

大岩ケンヂさんの漫画版もお勧め。大好きです!



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/19 no.5


▼ZOO / ★★★★☆

短編集。「オツゼロゼロ」ではなく「ズー」笑。
どっからこんな変な発想ばかりが出てくるんでしょう。ちょっと欲しいよその発想力。
ジャンルもノリもバラバラなのにそのどれもが乙一さん世界。
冷徹さも、純真な優しさも、恐ろしさもある。
そのどれにも孤独感が根底に流れている。
「血液を探せ!」と「落ちる飛行機の中で」のノリが大好き。

人間が孤独に平気で生きていけるのなら、それはもしかしたら1番幸せなのかもしれない。とふと思う。



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/19 no.6 


寮美千子

▼星兎 / ★★★★☆

”「ぼくをわすれない?」
「忘れないですむものなら、宇宙が終わるまで」

そして、永遠が見えてしまいそうな、青。”

▼とにかく万人にお薦め出来る本。
と云うか読んで!笑
「別れ」を知っている大人にも、知らない子供にも読んで欲しい1冊。



search: esbooks / google / yahoo / infoseek / 画像検索  2004/09/19 no.4


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